ママさん英会話講師として働くビギン講師Naomi先生へインタビュー
下の子供が2年生のとき、土曜日だけビギンでレッスンをスタート
育児をしながら、ビギンで英会話レッスンをするにあたり
ご家族の理解やご協力を得たり
スケジュール調整が必要でいらっしゃったかと思います。
お子様の成長にあわせて、どのようにお仕事をスタートされたのでしょうか。
私がビギンに登録したのは、
長女が小学5年生、次女が2年生の時でした。
それまでは自分で家に生徒さんを集め、
週に数人、平日の昼間教えていました。
当初ビギンの生徒さんは、
土曜日のみ担当させていただいていました。
子供が産まれてから、土日は完全に休業し家族と過ごしていたので、
何年かぶりに土曜日に働く事は私にとって大きな決断でした。
まず主人に相談したところ
「以前も英会話スクールで土曜日に働いていたんだから、
また元に戻ったと思えばやっていけるんじゃない?」
という前向きな意見を言われ、
そうだよね~~とスタートしてみました。
土曜日は主人に子供の面倒を見てもらいながら、
徐々に平日の昼間も働き、
次女が6年生の後半からは夜のレッスンも持ち始めました。
現在は長女高2・次女中2になり家を空けても大丈夫ですので、
平日は昼間と夜も週に4日、
土曜日は朝9時から夕方までレッスンしています。
主人はもともと私が働くことに理解がありますし、
子供たちも「ママ頑張ってね」
「夜遅くて大変だね、気を付けてね」と
応援してくれています。
みんな文句も言わず、家事も手伝ってくれますから助かっています。
ビギンの最大のメリットは、スケジュールの柔軟性があること
ワーキングママ、という言葉も一般的になってきて
出産後も仕事をする女性が多くなってきていますよね。
Naomi先生は、仕事の時間と家族との時間をバランス良くもてる
充実した働き方をされていらっしゃいますが、
Naomi先生の周りのママさんたちはどのような働き方をされていますか?
世の中の流れ的に専業主婦のママを除き
以下のような傾向があるように思います(あくまで主観です)。
■フルタイムで働くママ→
子供は保育園に預け、存分に働ける
■幼稚園のママ→
子供が園に行っている間、最大9時~2時のパート
■小学生のママ→
子供を学童に預ければ9時~5時で働ける、
そうでなければ午前中から3時か4時までは働ける
■中学生のママ→
8時~フルタイムで働く人が多く、
ガッツリ社会復帰する人もいる
■高校生のママ→
子供に手がかからないので、仕事メインで生活できる
子供が育てば育つほど教育費や食費などお金がかかり、
働かざるを得ないママたちが多いのは当然だと思います。
あるいは子育てが一段落して時間が出来たので、
外で働きたいと思うママたちもたくさんいます。
そうですね、今の時代の流れとして
夫が働き妻は家庭を守る、という典型的な家族スタイルだけではなく、
それぞれの家庭で、それぞれの家族の形があると思います。
行政のサポートも徐々に整備されてきていますし、
ママが働きやすい環境は整ってきていますよね。
ですが、まとまった時間を働くためには、
やはりその分どこかで時間を削らなくてはいけません。
Naomi先生はお子様が成長されるにつれてレッスンの数を増やしてきた、
とのことですが、ビギンの講師だからこそできた
働き方のメリットなどはありましたか?
そうですね、仕事をして収入を得る、スキルを得る、人脈を得る・・・など
得るものも多いですが、その反面
家族との時間が減るのも事実です。
No pain no gain という感じでしょうか。
ですが、ビギンではこのpainを最小限に抑える事ができると思います。
と言うのは、自分でスケジュールが選べるからです。
この柔軟性がビギン最大のメリットであり
私がどれだけ忙しくても家族と笑顔で毎日過ごせる理由です。
例えば、担当する生徒さんには
「私には子供がいるので、学校の運動会や学芸会の時には
レッスンをお休みあるいは振替えさせていただくと思います。」
「子供が小さいので、発熱などで突然レッスン
をキャンセルする可能性もありますが、それでも良いですか?」
などと最初に了承を得ています。
それがネックになるという生徒さんには
残念ですが他の先生を探していただくしかないと思いますが、
そのような生徒さんには未だ出会っていません。
殆んどの生徒さんが
「発熱などは自分にも起こり得るので、それはお互いさまですよね」
と言ってくださいます。
何かあったときでも「お互い様」の気持ちで
レッスン運営ができるのだと思います。
マンツーマンレッスンでは、この「信頼関係」が一番大事なことですよね。
子供に働く姿を見てもらっているので理解も協力も得られる!
気をつけていること、工夫されていることはありますか。
そうですね、私の場合は、ビギン登録の前から家で教えていたので、
子供たちも私がレッスンしている姿を目の当たりにしています。
家でも外でもレッスンし、
休みの日でもレッスンの準備をコツコツしているのを見ていますから、
もうそれが当たり前と思っているのかもしれません。
普段から
「こんな生徒さんがいてね・・・」とか
「あの生徒さんは今度初めて海外出張するんだよ」とか、
生徒さんの話をよくします。
子供たちに私の生徒さんがどういう目的で英会話を習って
どういう目標を持っていて、
更にはその生徒さんの目標や夢のお手伝いをママがしているんだよ、と話します。
多分、それによって彼女たちは私の仕事への理解を深めてくれると思うんですよね。
なので、一度も不平や不満を言われたことはありません。
英会話講師の仕事にプライドを持っていますから、
いつでもプロでありたいと思っています。
ですから生徒さんとのレッスンには常に全力で臨みます。
だからといって、家庭を疎かにすることは良いとは思えません。
特に子供との関わりは大切ですよね。
レッスンで得た収入で、主人の両親を誘って
家族みんなで海外旅行をしたり、
お祝い事でディナークルーズに出かけたりと、
家族の絆や思い出作りにも貢献できています。
生徒にあわせたカスタマイズができて、やりがいもUP!
そことビギンの違いはどういった点でしょうか。
大手スクールではテキストが決まっていてマニュアルがあり、
その通りのレッスンのみに限定されます。
これは講師にとって楽と言えば楽ですが、
本当に生徒さんの事を考えれば100パーセント良いとは言い切れません。
ビギンでは生徒さん一人ひとりへのカスタマイズレッスンですから、
生徒さんに合わせてのレッスンは準備も正直大変です。
ですが、反対の考え方をすれば、
生徒さんに合わせれば良いのでテキストも好きなものが選べるし、
レッスン内容も講師のやりやすいようにできるので簡単と言えば簡単です。
無駄なペーパーワークや営業がなく働きやすい
上達ポイント、今後の学習プランなどをお伺いする
「学習フィードバック」という提出物がございますが、
Naomi先生が以前勤めていらしたスクールでは
どのようなペーパーワークがありましたか?
これは生徒・講師双方に取って大切なものなので、必要不可欠な仕事の一つだと思います。
でも、ビギンではルーティンワークはこれだけですよね。
大手スクールでは、毎日のティーチング・レコードと生徒の出欠席表提出、
定期的なフィードバック、未成年の生徒さんに関しては親御さんへの報告書、
ペーパーワークではありませんが週に一度のミーティング、
本社での会議など多岐にわたり様々なデスクワークがあります。
様々なレポートやミーティングがあるのですね。
講師だけではなく、各校のマネージャー、営業、事務、
本部のスタッフや管理職の方など
たくさんの方がスクール運営にかかわっていらっしゃるので、
その分、報告や打ち合わせの数も多くなるのかもしれませんね。
実際は違いましたね。
大手のスクールでは営業担当のマネージャーと講師とが一丸となって
生徒獲得をしなければならない学校もあります。
私が勤めていた業界最大手スクールはそうでした。
私は常々、講師は営業を行ってはいけないと思っていたので、
ほとんど営業活動はしませんでした(笑)
生徒さんの顔がお金に見えたら、もう講師ではありませんよね。
生徒と講師の間では何よりも信頼関係が大切なので、講師に営業は無理です。
講師は純粋に生徒様の英語力のサポートに徹するからこそ
生徒様・講師双方にとってベストなレッスンができるのだと思います。
質の高いレッスンと、妥当な金額設定であれば
しつこい営業をしなくても生徒様はレッスンをスタートされますよね。
自分のペースで仕事ができる「働きやすさ」で、趣味も家庭も充実
最後に、これから英会話講師を目指す先生へ向け
ビギンで講師することについてのコメントなどをいただければ幸いです。
型にはまったティーチング、大量のペーパーワーク、営業など
ビギンと大手スクールの間には「働きやすさ」という点で
たくさんの違いがあります。
これだけでもビギンは働きやすいのですが、
私が一番ビギンに登録して良かったと思うのは、
何よりも【時間と場所を選べる】自分のペースで仕事ができる事です。
本部から生徒さんご紹介をいただいた時に、自分の都合に合わなければ断れますし、
都合に合えばもちろんお受けします。
担当した生徒さんともその後微調整があれば、
お互いの都合でその都度やり取りできますから、
私のように家庭があり趣味もありと多忙でもやり繰りして楽しく働けるのだと思います。
ビギン本部でも生徒さんのサポートはいつでも万全ですし、
講師へのサポートも手厚いです。
本当にビギンに登録して良かったと思っています!
Naomi先生とNaomi先生の対談シリーズ
- テーマ(1): 英会話講師のやりがいとは?
- テーマ(2): 理論派の生徒にどう対応する?
- テーマ(3): 難しい「完了形」どう教える?
- テーマ(4): 勉強法「単語の覚え方は?」
- テーマ(5): レッスン予約・キャンセル対応
- テーマ(6): レッスンプラン編
- テーマ(7): 生徒との人間関係編
- テーマ(8): 生徒・講師のモチベーション術
今回、対談させていただいた先生のプロフィール
蒲田エリア Naomi先生
ビギンに勤める前は大手英会話スクールで講師をされていたNaomi先生。
ビギンでの講師のお仕事はその頃と比べて格段に働きやすい!
とのお言葉をいただいています。
Naomi先生は「明るくて優しい」お人柄から、生徒様とのレッスンでも日々笑いが絶えません。
英語講師としての経験は長いにも関わらず、生徒様の声に常に耳を傾ける、努力家で勤勉な先生です。
ビギンでは新人講師の育成にあたるなど、レッスン以外の場面でもご活躍いただいています。普段は優しいお母さんです。
採用担当のスタッフ、山根がインタビューをさせていただきました。
ビギンに登録する前は大手英会話スクールの講師を勤め、出産を機に退職。
その後、お子様の成長とともにビギンでどのようにお仕事を再開されたのか、
お仕事とご家庭を両立するコツなどについてNaomi先生にお伺いしました。