勉強法アドバイス「単語の覚え方は?」講師対談インタビュー
勉強法について、生徒さんからはどんな質問が多いですか?
いろいろな人に聞かれるんですけど。
その質問が一番嫌ですよね笑。
私も聞きたいです、みたいな。
そんなの私も一緒ですって感じですよね。
何度もやるしか無い。
そうなの。繰り返ししかないんだよね。
人は年齢がいくほど覚えられなくなるから、
一度調べて書いた単語でも忘れてしまう。
忘れるの前提なんですよ、って生徒さんにも言いますね。
忘れて、あるときにまた、
「こないだこの単語調べた気がするけど、
また出てきたな~」と思って単語帳をみたら、
やっぱりすでにその単語は書いてあったら、
そんなときには、その単語に★印を付けて、
それを繰り返していきます。
おんなじ単語に★印がついているなら、
この単語はよく使うんだな、ということだから、
ノートを見返したときに★印が多い単語から覚えていく、
私はそういうふうにやってましたね。
生徒さんにもそうやってお勧めしてしようと思いました。
皆さん単語帳に書いただけで安心してしまうから
覚えられないんではないかと思います。
ほんとは何度も見返して、
覚えたいっていう言葉があったらそれを文章にして覚えて
それを会話で意識的に使うようにして・・・・。
ノートを繰り返し見ながら日本語訳と英語訳でテストして覚えていく、というのが
いいと思うんですけど。
生徒さんって「先生はバイリンガルなんだから知らない単語はないんですよね」
と思っていたりしませんか?
生徒さんの先生に対する英語力のイメージって結構高いですよね。
「先生は映画も全部わかるでしょ」って言われるんですよ~。
でも、生徒さんには「全部わかるわけないじゃん」っていうんですよ。
そうすると生徒さんは「そうなんですか?」ってびっくりされるんですけど、
「よく考えてみて、日本語で映画を見ても100%聞き取れることってないし、
え、今、なに言った?っていうこともあるでしょ。それと一緒。
たとえば、医療系のドラマとか、日本語で見てもわからない単語がいっぱいあるよね」
って言いますね。
そうですよね、私も映画は字幕つけて観てます(笑)
でも、ある意味、「先生はすごい」と思わせて
おくことも大事ですよね。
そうしないと、仕事にならないですから。
でも自分自身、今でも単語帳をつけているので、
それを生徒さんに言うと、すごく安心されますね。
「先生もつけてるんですね」って。
生徒さんが英会話を習い始めた最初の時期に、
自分の単語帳を見せると説得力が出てきますよね。
リアルな学習帳、みたいな感じで。
それに、生徒さんに言った手前、自分もやめられない、というプレッシャーにもなりますし笑。
でも、先生でさえ、やり続けなければならないんだ、
という姿を見せられるのでいいかなと思います。
私は外国で産まれて育ったネイティブではないし、
20歳で留学するまで全然話せなかったし、
留学してからも辞書片手に頑張ってきた人間だから・・・。
それでも先生になれたのはこうやって勉強して、
単語を覚えたときはこうやって覚えた、
っていう体験談を言えるのが日本人の先生のいいところなのかなと思いますね。
ひざわ先生とNaomi先生の対談シリーズ
- テーマ(1): 英会話講師のやりがいとは?
- テーマ(2): 理論派の生徒にどう対応する?
- テーマ(3): 難しい「完了形」どう教える?
- テーマ(4): 勉強法「単語の覚え方は?」
- テーマ(5): レッスン予約・キャンセル対応
- テーマ(6): レッスンプラン編
- テーマ(7): 生徒との人間関係編
- テーマ(8): 生徒・講師のモチベーション術
今回、対談をいただいた2名の先生のプロフィール
蒲田エリア Naomi先生
ビギンに勤める前は大手英会話スクールで講師をされていたNaomi先生。
ビギンでの講師のお仕事はその頃と比べて格段に働きやすい!
とのお言葉をいただいています。
Naomi先生は「明るくて優しい」お人柄から、生徒様とのレッスンでも日々笑いが絶えません。
英語講師としての経験は長いにも関わらず、生徒様の声に常に耳を傾ける、努力家で勤勉な先生です。
ビギンでは新人講師の育成にあたるなど、レッスン以外の場面でもご活躍いただいています。普段は優しいお母さんです。
田園都市線エリア ひざわ先生
プロのミュージシャンでもあり、英会話講師のお仕事も兼任されているひざわ先生。
音楽業ではご自身のライブ活動に加え、音楽講師もされています。「音楽と英会話」。指導する内容に違いがあるものの、生徒さんの「上達したい!」と言うピュアな気持ち、ポジティブな思いを応援、サポート出来る事は共通しており、それがとても大事なライフワークになっているそうです。
担当生徒様からの信頼は厚く、毎回満足度の高いレッスンをしてくださることから、他の生徒様の紹介が多くある人気の先生です。