【代表加藤】会話を会話らしくするための3つのポイント「ISM」とは?(後編)

こんにちは、英会話ビギンの加藤です。

先週、メンバーさんからいただいたご質問
「会話を会話らしくするためのコツはありますか?」について、
「英語らしく考えるためのコツ」として
3つのポイント「ISM」の2つ目までをご紹介いたしました。

■I=Imperfect  曖昧さになれること
■S=Simple 2つのパターンでシンプルに考える
■M=Moving 主役の動きにスポットライトを当てて言ってみる

今日は3つ目、
■M=Moving 主役の動きにスポットライトを当てて言ってみる
です。

例えば、
「駅前に出来た和食屋さん、味はイマイチだったな。」
ということを言いたいとします。

和食屋さんが主語で・・・・駅前に出来た和食屋さんだから・・・・
というように考えていると、主語がなかなか決まりません。

そこで、この3つ目のポイント、
■M=Movingを意識し、
主役の動きにスポットを当てて起こった出来事を順番に話してみます。

和食屋さんに言ったのは誰?→私 I went to a new Japanese restaurant
どこの和食屋さん?→ in front of the station but
あまりおいしくなかったと感じたのは? → 私  I didn’t like that dish so
much.

このようなイメージで、言いたい事を1文で言おうとせず、
誰が→どうした→何を、誰が→どうした→何を、と
短い文章を間髪入れずに作れるようになると、
会話が会話らしくなると思います。

これが「英語らしく考える」3つのポイントです。

会話を会話らしく、ということには
2つの要素が含まれていると思います。

(1)英語らしい文章を作れるようになる
(2)間髪いれずに答えられる瞬発力をつける

今回はこの(1)「英語らしく考えるためのコツ」
をお伝えいたしましたが、
なかなかすぐに言葉が出てこないと感じるのは、
(2)のスピードが足りないからという原因がほとんどです。

どちらもすぐに上達できるものではないので
最初のうちはどうしてもイライラを感じてしまうかもしれませんが、
トレーニングを毎日10分ずつ続けることで
いつの間にか(1)と(2)が向上するのです。
その上達は、実は自分でも感じないほど、
ゆっくりと、しかし突然やってきます。

目に見えた上達を期待するのではなく、
やはり楽しみながら取り組める方法を見つけた生徒さんが
英語学習では強いなと感じています。

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