英語で「Is this seat taken?」と聞かれたら⇒Yes/Noの答え方に要注意

目次

乗り物や、レストラン、劇場などで空いている席を見つけた人が、

「この席は空いていますか?」と聞きたいときは、

Is this seat taken?

と言いますが、それに対する返答はYesなのかNoなのか、迷うことはありませんか?

 

では、その席が『空いているとき』はどのように答えるのでしょうか。

その前に質問のIs this seat taken? について考えてみましょう。

直訳すると、「この席は取られていますか?」と言うことですね。

『空いているとき』は、つまり「席が取られていない状態」なので、
「いいえ、取られていません」という返答をすることになります。

 

No, it isn’t.

となりますね。

もう少し詳しく言うと、この後には

It isn’t taken.

が続くことになります。

でも、これは日本語にすると、
「はい、空いています。」となってしまうので英訳するときに混乱してしまうのです。

 

日本語では「はい」と言っているのに、
英訳するときは Noを使うところが混乱の原因です。

 

では、『空いていないとき』はどのように答えたらよいのでしょうか。
『空いていないとき』とは、つまり「席が取られている状態」なので、
「はい、取られています」という返答をすることになります。

 

Yes, it is.

となります。この後には、

It’s taken.

が続くことになります。

これも、日本語にしてしまうと、「いいえ、空いていません。」となります。

ここでも、「いいえ」と言っているのに Yes を使うので、私たち日本人にとっては戸惑う原因になります。

 

では、間違わずに答えるにはどのように考えたらよいのでしょうか。
それは、「英語は英語のまま理解する。」ことが必要となります。

……と、言われても「そんなことはできない!」「それができたら苦労しない!」という声が聞こえてきそうです。

 

言い換えると、英語を『直訳』でとらえてみると間違いにくいです。

Is this seat taken? を「この席は空いていますか?」と言う日本語を考えずに、
「この席は取られていますか?」と直訳でとらえると、
空いているときは「いいえ取られていません。」で自然にNoが出てきます。
また、その後に続くIt isn’t taken.という文は否定文です。
否定文が続くときはNoの時です。