クリスマスはなぜXmasと書くのでしょうか?クイズにトライしてみましょう。
■三択クイズ
(1) クリスマスのクリスが“クロス”と発音が似ているので、二つの線がクロスしている(交わっている)Xをクリスのところに持ってきた。
(2)キリストのギリシャ語、クリストスからきている
(3)磔刑によって亡くなったイエスが亡くなった十字架の形にXが似ているから。
そう、ギリシャ語からきているのです。
元来、クリスマス、とはキリストのミサ、すなわち礼拝という意味で、キリストをギリシャ語でいうとクリストス = Xristosとなり、頭文字のXをとった、ということなのです。
初期の聖書がほとんどギリシャ語で書かれていたことを考えると意外と歴史的背景がある、ということになります。
クリスマスカードにMerry Christmas! とは書かない!?
クリスマスカードに書かれている挨拶の言葉と言えば、Merry Christmas!
これは誰でも知っていますよね。
でも、日本人は忘れてしまいがちですが、これはキリスト教に基づいた挨拶。
アメリカでは、他宗教の人々に配慮してメリークリスマスという挨拶を公の場では避けたりすることもあるのです。
もともと、アメリカは異文化、異なる宗教に対して寛容な国なのですね。
クリスマスカードの売り場でも宗教的ニュアンスが無いある二つのフレーズが書かれているカードが多くなっています。
■クイズ:その二つのフレーズとはなんでしょうか?
■ヒント:“季節”という言葉と“休暇”という言葉が入っています。
意外とシンプルでダイレクトな表現ですね。
信仰を強く意識することが少ない日本人にとっては、想定外な配慮、ということになるのではないでしょうか?。
クリスマスの飾り付けはいつまで?
欧米では、新年の仕事始めは日本より早いですが、クリスマスのホリデー気分は1月の第一週まで続くのが一般的です。
そこで、クイズです。
休暇気分に一区切りが着く1月7日前後に欧米で一斉に発生するゴミがあります。それはなんでしょう? 三択です。
(1)クリスマスで飾ったもみの木が各家庭で一斉に捨てられる。
(2)クリスマスでもらったプレゼントを入れた箱を一斉にこの日に捨てる。
(3)ゴミの収集の開始が1月第二週からなので、生ゴミをはじめとする一般ごみが大量に出される。
です。
欧米ではクリスマスツリーは生の本物のモミの木を使うのが一般的なのです。
なので、11月になるとモミの木市があちらこちらで開かれ、皆、こぞって押しかけて車の上に大きなモミの木を括り付けて帰ってくる、というのがこの時期の風物詩となっています。
そして、クリスマスの飾りつけをし、ホリデー気分が終わる1月第二週初めに一斉に処分される、というわけなのですね。
んー、確かにプラスチックのツリーより風情がある気もしますが、毎年ほとんどすべての家庭で大きなモミの木が捨てられるかと思うとなんかもったいないような、環境にも悪いような気がしないでもありませんね。
いずれにしても広々とした欧米の家では見栄えがするのでしょう。