目次
先週イングランド旅行から戻ってきました。
イギリスは夏でも20度Cくらいなので心地よいです。
イギリスでいろいろな英語に関するネタを見つけましたよ!
一緒に歩いていた日本人が、
「ロンドンはトイレがたくさんあるんですね」
と、言うので「何のことかな?」と思いました。
そして、しばらく街中を歩くと、また同じ人が
「ほら、あれですよ、あの看板!」
と言うので見たら、
【To let】とありました。
確かに、ちょっと見るとToiletに見えます。
iの文字が足りませんが~。
イギリスでは、【To let】は「貸家」「貸地」という意味なのです。
house to let:「貸家」
room to let:「貸部屋」
land to let:「貸地」
office to let:「貸事務所」
アメリカ英語だと【for rent】に当たります。
イギリス英語(この書き方自体変ですが……)でletは「貸し出す」
「賃借する」という意味があります。
rentがアメリカでは「賃借する」という意味で使われていますね。
湖水地方の中でも有名なのが、
Bowness On Windermere「ボウネス・オン・ウィンダミア」です。
ウィンダミア湖という縦に長い美しい湖があります。
その湖周辺は世界各国からB and B visitorsがやってきます。
彼らが泊まるホテルには、【B&B】の看板が掛かっていました。
さて、この【B&B】は何を意味すると思いますか?
少し前とても人気のあった漫才師にも同じコンビ名が付いていましたが。
もちろんそれとは違います。
これは、Bed and Breakfastという意味です。
つまり、「朝食付き宿泊」という意味なのです。
最近の旅行ガイドブックにも【B&B】という表記を
載せているものも見かけます。
イングランドを北から南へと移動しましたが、
私のお気に入りは都市部よりは田舎の景色です。
緑の丘陵が続いていて、その中に煉瓦造りの家がポツンと立っています。
羊や馬、牛などが放し飼いになっていて、
自由に草を食べてはお昼寝をしています。
イギリスの高速道路はwinding roadになっています。
winding roadは、曲がりくねった道のことです。
なぜ、高速道路なのに曲がりくねっているのか。
それは、周辺の丘陵の自然の美しさをそのまま残そうとする
イギリス人の美的センスから来ています。
海外へ行くと、机上の学習だけでは学べない何かを知ることが
できて、とてもためになりますね。