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映画を観ていると、あまり学校では習わなかった言葉を耳にすることがよくあります。
「エイリアン」という映画を観ていたとき、ちょっと柄の悪い男二人が、
お互いに、言い合っていました。
その中に、
「サナバビッチ」と何度も言い合っていました。
これは、何だと思いますか?
これは、son of a bitchと言っていたのです。
でも、これって一体どんな意味なのでしょうか?
実は、これは俗語で「くそっ!」「ちくしょう」「ちぇ!」
のような、下品なののしりの言葉なのです。
bitchは、「雌犬」「オオカミや狐などの雌」という意味の他に、
「意地悪な女」や「くそばばあ」という意味もあります。
ここで、この様に文字として書くこと自体がはばかれますが……。
似たような意味の言葉には、
shitやfuckなどもあります。
みなさんも、このような言葉は映画で聞いた覚えがあるのではないでしょうか。
これらの言葉は、four-letter word「4文字語」と言われています。
汚い言葉やみだらな言葉の多くが4文字でできているからです。
この様な言葉はできれば、使わない方が良さそうな言葉です。
Don’t use four-letter words.
「汚い言葉を使ってはいけません。」
その通りなのですが、映画ではよく登場するのも事実です。
Shut up! (シャラップ)
「黙れ!」「うるさい!」「やかましい!」
も、映画ではよく出てきますね。
英会話のレッスン中には決して使わない言葉です。
普通、静かにして欲しいときは、
Please be quiet.
「静かにしてください。」
を使いますね。
下品な言葉(dirty words)は、教科書には出てきませんが、
映画や小説にはよく出てきます。
確か、サリンジャーの「ライ麦畑で捕まえて」( The Catcher in the Rye)の中にも
ちょっと下品な若者言葉がいくつも登場していたと思います。
英語で映画を観て理解することは、少し難しいかもしれませんが、
このような「変な言葉」も発見できて面白いです。