「梅雨」「カビ」「湿気」は英語で何て言うの?

目次

日本には梅雨という季節があります。「梅雨」はrainy seasonです。

 

梅雨の時期は、カビが発生しやすいですね。
「カビ」は、mold[móuld](モウルド)です。
fungus[fʌ́ŋgəs](ファンガス)という専門の言い方もありますが、ここでは簡単な方のmoldを使うことにします。
moldは「金型」という意味もあります。
「カビが生える」は、get moldyです。
moldyは形容詞で「カビの生えた」という意味です。
「カビの生えたパン」は、moldy breadです。

 

梅雨の時期の湿気にも困らせられます。
「湿気」はhumidity[hjuːmídəti](ヒューミディティ)かmoisture[mɔ́istʃər](モイスチャー)、damp [dǽmp](ダンプ)を使います。

「この部屋は湿気が多い」

This room has a lot of moisture.

 

形容詞のhumidを使うと、もっと表現が広がります。

「夏は高温多湿だ」

It’s hot and humid in summer.

 

hot and humidは「高温多湿」「蒸し暑い」ですが、これを1語で表すと、
muggy[mʌ́gi](マギー)になります。
muggyには、「蒸し暑い」の他に「暑苦しい」「うっとうしい」という意味もあります。
まさしく、日本の夏を表していますね。

 

「あまりに蒸し暑くて働けない」

It’s too muggy to work.

*too~to…で、「あまりに~なので…できない」

 

「蒸し暑い日が20日も続いた」

Hot and humid weather continued for the 20th consecutive day.

*the 20thのように数字の所には序数を入れます。

*consecutiveは「連続的な」

*dayのように単数にします。

 

「梅雨明け」は、end「終わる」という動詞を使います。

「やっと梅雨が明けた」

The rainy season finally ended.

 

ところで、「梅雨」と書いて「つゆ」と読みますが、
これは、この時に梅の実が熟すころであることから来ているらしいです。
北海道と小笠原諸島にはこの梅雨はありません。

 

「梅雨前線」

rainy front

「梅雨寒」

rainy season cold

 

気温の乱高下や湿度の高さが私たちの身体に影響を及ぼして、
この時期は「なんだか身体だるい」と思う人も大いのではないでしょうか。

「身体がだるい」は、sluggish(スラギッシュ)やheavy(ヘビー)を使います。

I feel sluggish (heavy). のように。

 

外気の湿度が高いときは、身体の中の余計な水分もたまりやすいそうです。
すると、何となく手足が重い感じがしてきます。

「足がむくむ」はMy feet are swollen.  swollen [swóuln](スウォウルン)は、「腫れた」「膨らんだ」という意味です。

 

理由もなく身体がだるいときは、軽い運動やストレッチをすると良いようですよ。