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英会話のレッスンをしていると「ペットボトル」や「ノートパソコン」など英語らしい言葉を、英語っぽい発音で話すケースを見受けます。
思い返せば英語をかじり始めた頃の私も、よく”I bought one piece at the store.”と先生に言っていました。
当時は分からないまま使っていたと思いますが、海外で雑誌を見たり買い物に行ったりするうちにやっと間違いに気づいたのです。
ワンピースは和製英語で、正しくは”I bought a dress at the store.”なのだと。
これは英語だから大丈夫だろうと思って話す前に、間違えやすい言葉を覚えておきましょう。
ペットボトル→ a plastic bottle
冒頭で出てきましたが”bottle”をきれいに発音すれば良いと思ってる方がいらっしゃると思いますが、正しくは”plastic bottle”と言います。
“Where should I put this empty plastic bottle?”(空いたペットボトルをどこに置いたら良いですか?)
ノートパソコン→a laptop
これも間違いやすい単語のひとつです。
そもそもパソコンはpersonal computerの略なので英語ではありません。
ちなみに、置き型のパソコンはa desktop computerですが、PCといえば通じます。
サラリーマン→an office worker
salary=給料、つまり給料をもらう人(man)では残念ながら通じません。
「彼はサラリーマンですよ」と言いたいのなら、”He is an office worker.”と言いましょう。
男女どちらにも使えます。
しかし実際の会話で仕事の話をするときには、work for~やwork in(at)~などを使って「~に勤めている」、「~で働いている」という表現を使うことが多いです。
“I work in a supermarket.”(私はスーパーで働いています。)
アルバイト→a part-time worker
日本では学生は「バイト」で主婦は「パート」と分かれていますが、英語では区別せずどちらもa part time workerになります。
区別するのはfull-time(常勤)とpart-time(非常勤)くらいでしょうか。
“He is a part-time teacher.”(彼は非常勤の講師です。)
「これからバイトに行ってくる」と単純に言いたいときは、”I’m going to work now.”となります。
マフラー→a scarf
ワンピースのように、ファッション用語は和製英語が多いので使うときは気を付けましょう。
特にマフラーは老若男女問わず間違いやすいです。
“I left my scarf in the restaurant.”(レストランにマフラーを忘れてきてしまいました。)
これらの和製英語はごく一部ですが、今日から意識して気を付けることで「通じない」というストレスが少しでも軽減されると思います。
もし正しい言い方が分からなかったり、和製英語なのか不安に思うときは、”How do you say ○○ in English?”と先生に聞きましょう。
間違いを気にしていては英語は上達しません。
しかし同じミスを防ぐことは出来ます。
和製英語は社会で頻繁に使用されいる分、頭に残りやすく正しい表現を忘れてしまいがちです。
きちんと復習し何度も繰り返し使って定着させましょう。