音読のススメ(1)~思えば小学校でも音読をしていましたね

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私が小学校低学年の頃、国語の教科書を毎日何十回も大きな声で読んだのを覚えています。
お手本に母が一度読んで、それを真似しましたが、
母が芝居がかった読み方をする人で(笑)、
私も普通にそういう風に読んでいました。
それが学校で先生やクラスメートからは、「とても上手」と褒められたものです。
母国語でも子供がこれだけやるんですから、
外国語でも当然必要ですよね。

大学時代にESSで英語劇(ドラマ)の練習をしていた頃、
「感情を込めてセリフを丸暗記」したわけですが、
その当時は丸暗記したものなんて役に立たない!、と思ったものですが、
それから数年後、アメリカで生活をスタートした時に、
その頃暗記したものが一番役に立つと実感しました。

中級・上級レベルの方だったら、音読・読解の材料として、高校生の英語の教科書で、

三省堂「Crown1・2」

>がお薦めです。学校の教科書は退屈で役に立たない、と思っていた
私の見方は180度変わりました。
これだけの文法・単語・イディオムが使いこなせれば大したものでしょう。
さらに特筆すべきは、それぞれのストーリーが素晴らしい!
非常にメッセージ性が高い内容です。

スヌーピーの作者、チャールズ・ショルツ氏のユニットでは、
自分の生徒を尻目に、感動して涙しました。

もし、そのような高校の教科書をまだお持ちの方がいらしたら、
もう一度復習されてみることを強くお薦めいたします。

それでは、次回は「どのように音読すればいいか」について書いてみたいと思います。