英語学習、特に音読は「ボケ防止」にも効果あり。

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英語に限らず、どんなことにも言えることですが、何かを教えるということは学ぶということです。
特に、「言葉」に関しては使わなければ忘れてしまうのです。

 

若い頃はあまり「物忘れ」などということとは縁がありませんでしたが、
最近はこの「物忘れ」が気になって仕方ありません。
人の名前など、よく忘れてしまうことの一つです。
芸能人の名前も、よく出てこなくなってしまい、
家族の中でも「ほら、あの人、あの番組に出ていた、あの人」という会話がしょっちゅうです。

 

台所に何かを取りに行って、何を取りに来たのか分からなくなる、などということもよくあります。
「私、ぼけちゃったかな……」と苦笑いします。
若い人はあまりこのようなことは無いのでしょうね……。

 

そこで、私自身の脳みそがこれ以上退化しないうちに、何か対策をしなければならないと感じました。
3カ月ほどまえから英語の音読を始めました。
今までも英文を読むことは頻繁にありました。
でも、自分のためにあえて声に出して読むことはしませんでした。

 

外国語の音読は、脳の働きを活発化するそうです。
声に出すことが良いのです。
黙読ではダメです。
統計上でも、1カ国語だけでなく、2カ国語以上を話す人の方がぼけにくいそうです。

 

私が最近読んだ教材をご紹介します。

 

「英語で読む池上彰の経済のニュースが面白いほどわかる本」

あの池上彰さんが解説したものを英文翻訳したもので、わかりにくい経済のことを理解することができます。
中級以上の学習者向けだと思いますが、
ビジネス英語を使う機会のあるかたは一読の価値があります。

「景気が悪いとはどういうことか」
「デフレはなぜ困るのか」
「失業率」「金融の仕組み」「金利」
「お金とは何だろう?」「年金制度は本当に維持できるのか」
「円高・円安について」など、経済に関わる色々なことについて書かれています。

重要単語・慣用句には、英文の下に日本語の注釈がついています。
文章全体の和訳もあって、経済のことを理解しながら英語も学習できます。