目次
私がおこなったディクテーションの方法をご紹介します。
当時はCDがなかったのでカセットテープになっていますが、
みなさんはCDだと思ってください。
(いつの時代の人間なんだろう。
恥ずかしいですが年が分かってしまいますね……トホホ。)
1)カセットテープ(今はCDですね!)を聞く。
まずは、1度だけ全体を聞いて内容を把握する。
2)再度テープを聞いて、ノートに聞こえたままを書いていく。
区切りの良いところで止めて、再度聞くの繰り返しで書き取る。
このとき、スペリングが分からないときはカタカナで書いたり、
適当なスペリングでも良い。
3)再度テープを聞いて、ノートに書いたものに付け加えたり修正したりする。
2度目の方が聞き取れることも多い。
4)自分で書いたものと教材のスクリプトとを照合する。
赤ペンで修正していく。
5)テープを聞きながら修正されたものを見直す。
自分がどの音を聞き取れなかったのかをチェックする。
ここまでが、ディクテーションのやり方ですが、
これで終わりにしてはいけません。
ディクテーションをして慣れた英文を、
テープを聞いて音を確認しながらスクリプトを見て
声を出してリーディングします。
これは、何度も行います。
見なくても言えるようになるくらいまでしつこく音読します。
この「しつこさ」が大切です。
ここで、教材を買うときの注意です。
たくさんの教材を買うよりも、
自分のレベルにあったものを購入しましょう。
7~8割くらいは理解できるものが理想的です。
分かっているつもりでも、案外口からするすると出てこないことが多いです。
もう一つ大切なことがあります。
たくさんの教材を買うのではなく、1冊をとことん使い果たしましょう。
本屋さんへ行くと
「この教材を買ったらきっと自分のスキルアップに効果がある!」と
思わせるようなものが山ほどあります。
心を鬼にして、1冊を「しつこく」暗記するまでやってみてください。
この方法は、結果的に日本人の不得意な
「リスニング」や「スピーキング」の力もぐっと上げてくれます!
Good Luck!