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私たちが言うところの「メタボ」は一体何なのでしょうか。
これは、<metabolic syndrome>という英語から来ています。
では、<metabolic syndrome>
「メタボリック・シンドローム」とは、
何のことを言っているのでしょうか。
<metabolic>とは、「代謝の」という形容詞です。
<metabolic syndrome>は、
「代謝症候群、メタボリック症候群」と言うことなのですね。
この<metabolic syndrome>で初めて
私たちの言う「メタボ」の意味に少し近づきました。
ところで、「代謝」と言えば、
「新陳代謝」という言葉を思い浮かべます。
「新陳代謝」は、英語では<metabolism>と言います。
新陳代謝は年齢とともに遅くなりますね。
新陳代謝を高めるためには、食生活の改善と有酸素運動が効果的です。
実は私、エアロビックインストラクターもしています。
おかげさまで、○才の今でも、
20代の頃と同じサイズの服を着ることができます。
自慢話はさておき、新陳代謝に戻ります。
次の日本語を英語にしてみましょう。
「35才位を過ぎて、新陳代謝が悪くなり、私は太り始めました。」
After about age 35,
my metabolism slowed down and I started to gain weight.
有酸素運動のことについて少しお話ししたいと思います。
aerobic exercise
「有酸素運動、エアロビック体操」と聞いて何を思い浮かべますか?
実は、「有酸素運動」とは、
アメリカ空軍の軍医クーパー博士が
心肺機能トレーニングの一環として開発されたプログラムの一つでした。
「有酸素運動」は水泳、ジョギング、卓球、テニスなど、
持久力を高める運動のことで、
エアロビックダンスのことだけを指すのではありません。
さて、また<metabolic><metabolism>に戻ります。
「メタボリック症候群の人」は
a person with metabolic syndrome
「代謝が落ちないようにする」は
keep one’s metabolism up と言います。
「メタボ」の意味が分かってくると、
「あの人はメタボね」という言い方が間違えている、ということに気づきます。
<metabolic>や<metabolism>自体には、
「太っている」というダイレクトな意味は無かったのです。
有酸素運動も色々ありますので、
自分に合った有酸素運動を見つけてみてください。
そして、メタボリック症候群にならないように、健康を維持したいものですね。