リスニング力アップに欠かせない4つの能力とは?

目次

リスニング(=聞いて理解する)は、いくつかの要素からなる総合的な能力です。
大まかには以下の4つですので、まずは自分の弱点を知り、効果的な勉強法を探しましょう。

(1)英語耳(=英語の音を聞き分ける力)

筆談やメールでない限り、まず耳から入った音を
正確に聞き分けられなければ(特に子音・母音)いけませんね。

●勉強法=正確な発音を身に付ける→正確な聞き分け

(2)ボキャブラリー

とにかく英語を聞いて、音そのものに慣れましょう。
音が聞き取れても、知らない単語ばかりでは話は通じませんね。 
特に熟語などは、単語だけの意味とも違ってきますので、多く知るほど理解が進みます。

●勉強法=単語と対訳だけで丸暗記しても、まず忘れます。 
単語を使った作文をして、状況をイメージしながら覚える等。

(3)文法知識

聞き取った単語同士を上手くつなげて、文章として理解するために不可欠です。
英語文の流れ(S+V+O~)を知る事で、聞き取りもスムースになります。

●勉強法=短い例文を沢山こなして、パターンを身に付ける。
基本文法は面倒でもコツコツ覚える。

(4)英語脳(=日本語の文章に対訳しないで内容を把握する力)

実際の会話や映画鑑賞などでは、場面や話題がどんどん進行します。 
日本語に訳していては、どうしてもナチュラルスピードに着いていけません。

●勉強法=英語字幕DVDや音読などで、「音=英文=場面」の思考回路を作る等。

さあ、どうでしたか?  一口にリスニングと言っても
「読み書きOK!でも聞き取れない」
「耳はいいけど、やっぱ文法嫌い」派など
色々なタイプがありますよね。 複数該当の方もご心配なく。

プライベートレッスンの良い所は、皆様にピッタリの方法で学習のお手伝いができる事です。
各項目の詳しい勉強法についても、随時紹介していきたいと思います。