今日は、文章をスッキリまとめるItの使い方をご紹介。
It’s(=It is)で始まり「〜することは、、 人にとって、、、だ」というパターンの練習です。
はじめに・・・・
英語は 「誰が」「何が」という言葉を文頭に置く という特徴があります。
例えば 日本語の「5時です」を英語にしますと
It’s 17:00.と 文頭にItが来ています。
ここでも文頭にItが来ています。
これらのIt あえて訳せば「それ」ですが 訳さないことが殆どです。
「私は」=Iが冒頭に来ます。
これは比較的 腑に落ちやすいのですが、時間 季節 天候 状況 感想などを述べるときに用いるItは 日本人にとって馴染みが薄いかもしれません。
英語学習者の皆さんは とにかく、『英語は 誰が 何が を最初に立てておいてから文章が始まる』ということを念頭に置いておきましょう。
さて、今日のテーマ。
Itを冒頭におき 「〜することは 人にとって、、、だ」という意見を述べる表現
この例文を見てください。
意味:「英語を学ぶことは 私にとって重要だ」
皆さんがこの表現を組み立てる時、冒頭に来るのは「私にとって」もしくは「英語を学ぶことは」では?
英語では「それは重要だ」が冒頭に来ます。それはItを使ってこのように組み立てられます。
↓
それは~だ(=It is)・重要な(=important)=It’s important.
■ルール
It’s ・状態を表す言葉・for 人に➕to➕行動を表す言葉
■ポイント
(1) It’s の後には状態を表す言葉(=形容詞)を置く
(2) for ➕人に=人にとって
この時「人に」を表す英単語に注意。
例えば me=私に you=あなたに him=彼に her=彼女に
(3)toの後の言葉は動詞 常に現在形!
覚えるコツ: 以下の順番で組み立てる
↓
それはどうだ どうなんだ→誰にとって→何をすることが
いかがですか。
では最後に
以下の表現を正しい英語順に並べてみましょう。
「本を読むことは 私にとって 興味深いことです」
(1) for me (2)It (3)is (4)interesting (5)to (6)read books
正解 (2) (3) (4) (1) (5) (6)
いかがでしたか?
Itは 一般的なこと 時間 天気 状況 感情の表現の冒頭に使えます。
概念を述べ文章が長くなりがちな時は Itを使いスムーズにまとめることもできます。