「その代わりにやるよ!」
「〇〇さんの代わりに僕が出るよ」
「あれの代わりにこれが届いたってことね?」
このように、日々「代わりに」という言葉私たちはよく使っていますよね。
さて、このような状況の時、英語で「代わりに」とはどのように表すことができるでしょう?
主に、”instead of”と”on behalf of”この二つを使っていきます。
日本の中学、高校では”instead of”を勉強した方の方が多いと思いますが、ネイティブは、”on behalf of”もよく会話で使います。
ただ、私たち日本人にとって、どういう状況に応じてこの2つを使い分けしていけばいいのか分からないという声がとても多いんです。
確かにいざ使おうと思ってもまず違いが分かりませんよね。
でもしっかりポイントさえ押さえれば、あなたもネイティブのように自然と使えるようになります!
ではポイントを見ていきましょう。
on behalf ofの使い方「~を代表して」というニュアンス
基本的には~に代わって、~の代わりにというときに使いますが、~を代表してというニュアンスがあります。
例えば、
「家族の代わりに私が(代表して)お礼を申し上げたいです」
というとき、
“I want to thank you on behalf of my family.”
となります。
「卒業生を代表してあいさつをする」
は
“I give a speech on behalf of the graduating class.”
となります。
他にも~のためにと訳されることもあります。
例えば、
「会社のために活動したい」
は
” I want to campaign on behalf of the company”となります。
instead ofの使い方:「~ではなくて」というニュアンス
基本は(何かの代用としての)「~の代わりに」と訳します。
ただ、ニュアンス的に、「~ではなくて」という意味合いで訳すと、分かりやすく理解できます。
例えば、
「今日のお昼はいつものカレーパンの代わりにカレーライスを食べよう」
と言いたいときはどう言ったらいいでしょう?
” I’m going to eat a curry and rice instead of a curry bread as usual.”
となるんです。
この時のニュアンスとしては、いつものカレーパンではなくて、今日はカレーライスを食べようという意味合いになります。
基本的に、on behalf ofの後は代表して代理でする人、instead ofの後は物が入りますが、「今日私の代わりにお茶碗あらっておいてくれる?」と、代表とまで大げさな代理ではない場合は、
“Can you wash the dishes instead of me today?
という言い方ができます。
では練習してみましょう!
on behalf of と instead of の使い分け練習
1、彼は部長の代わりに会議に出ました。
2、今日はリンゴの代わりにオレンジを持ってきました。
3、僕の代わりに宿題やっておいて!
4、彼女は今年は、アメリカの代わりにカナダに行くことにしました。
1、He attended the meeting _________ the general manager.
2、I brought an orange ________ an apple.
3、Do my homework _________ me please!
4、She decided to go to Canada _________ America this year.
答えは……..
1、on behalf of
2、instead of
3、instead of
4、instead of
でした!!頑張って練習してみて下さいね!