waterは冷たくても温かくてもwater
「水をください」は
Can I have a glass of water?
ですね。
では、「お湯をください」は?
「お湯」って英語で何て言うのでしょうか。
この「お湯」も「water」で良いのです。
「water」=「水」
とだけ覚えていませんか?
この固定観念が、英語を話すときに邪魔になります。
日本語では、「水」と「お湯」のように分けて言いますが、英語では、どちらも「water」なのです。
つまり、「water」はH2Oと考えておけば良いでしょう。
「冷たい水」ならcold water、
「お湯」ならhot waterと言う必要があります。
また、紅茶に入れるような熱いお湯はboiling waterと言います。
英語の方からアプローチして考えてみましょう。
hot waterのことを「熱い水」という日本語にするとおかしなことになります。
日本語では「水」は、あくまでも冷たい物です。
なのでhot waterは「お湯」とします。
英単語を覚えるときは、単語の「コアイメージ」を理解しよう
「一つの単語=一つの日本語の意味」という一対一で単語を覚えることはあまりよくありません。
単語を覚えるときは、その単語の「コアイメージ」を理解することが大切です。
「コアイメージ」の「コア」は「core」で「芯」「中心部」「中核部」という意味があります。
その言葉が本来持っている中心となる意味合いを理解することで、英単語を自由に使いこなせるようになります。
初心者の方には、難しい単語を無理に覚えるよりも、この「コアイメージ」を使って、基本単語をよく理解することをオススメします。
この「コアイメージ」を知るためには、辞書を引いたときに発音記号のあとに『原義』というものが書いてあります。
その『原義』がコアイメージを理解するのに役立ちます。
単語を辞書で調べたときは、必ずこの『原義』をよく理解してから、実際の単語の意味を当てはめてみる癖を付けましょう。
そして、さらにその単語の用例も読んでみることをオススメします。
一つの単語に時間を掛けることは一見時間のロスのように感じますが、実は、ボキャブラリーを増やすのには一番良い方法なのです。
では、おさらいです。次の日本語を英語にしてください。
「お湯を頂けますか?」
Can I have a glass of hot water?
言えましたか?