英語上達の近道が「文法」です

目次

英語が話せるようになるためには、いろいろな方法があると思います。
とっさの一言をたくさん覚えたり、
一生懸命CDを聞きまくったりと……。

ちょっと待ってください!
ネイティブの子供たちは、英語漬けの生活を12~14年間くらい続けて、
やっとしっかり話せるようになるのです。
ほんとうにそのやり方だけで良いのですか?

と……、こんなことを言うと、
「え~?!そんなことはない!」と仰る方もいるかもしれませんね。
では、日本にいる子供たちのことを考えてみてください。
特別優秀な子供たちのことは別として、
一般的な子供たちのことを思い浮かべてみてください。
赤ちゃんから幼児期に関しては、
ほとんど文法を無視したことを話しますね。
そして、小学校へあがり、少しずつ「国語」を学び、
生活の中でも国語を話すことを実践していきます。
でも、まだまだ未熟なところが多いです。
中学校へ上がると、やっと人に伝えるための国語能力がついてきます。
とは言っても、個人差があり、高校生くらいでも
なかなか上手な日本語が操れない人もいるかとは思いますが……。

英語を母国語とする国の子供たちも同じです。
彼らが英語漬けの生活をして12~14年かけて修得した英語の能力に、
私たち日本人が日本に暮らしていて、
一体年々かかれば同じレベルに到達できるのでしょうか?

同じレベルとまでは、到達できない場合がほとんどではないでしょうか。
では、どうしたら良いのでしょうか?

そこで、「文法」が登場します。
この「文法」の中には、
彼らが長い間かけて修得する言葉のルールを
短期間で身につけるためのエッセンスがびっしりと詰まっています。
文法は、建物の骨格です。
この「文法」を学ぶことで自分で文章を作ることができるのです。
中学1年から高校1年までの文法をしっかり覚えることで、
ほとんどの会話をカバーできます。

文の骨格である文法を理解して、
さらに単語や慣用句などの語彙を増やしていけば、
スピーキング、リーディング、ライティング、
そしてリスニングの力も増強することができます。Good luck!