「わくわく」「どきどき」などの擬態語を英語にすると?

目次

日本語は「わくわく」「どきどき」のように
同じ音を繰り返して表現することがよくあります。
このように物事の状態や身振りなどを
それらしく音声にたとえて表した言葉を<擬態語>と言います。
そのようなものを英語にしてみたいと思います。

<擬態語>を英語にしてみます。

「わくわく」→「excited」「thrilled」
「私はわくわくしています」I’m excited.

「どきどき」→「butterfly」「thumping」
butterflyは「蝶」ですね。
これは通例複数形で使われて次のようになります。
「私はドキドキしています」I’ve got butterflies.

「つるつる」→「smooth」
smoothは、「なめらかな」「すべすべした」という意味がありますね。

「ぴかぴか」→「shiny」
shinyは「輝く」という形容詞です。

「じろじろ」→「critically」
criticallyは、「批判的に」「じっくり」と言う意味があります。

「ギラギラ」→「glistening」
glistenは「輝き」「光沢がある」という意味があります。

擬態語を英語にするときは、
その日本語が具体的にどのような意味を持っているのかを考えてみると、
英語にしやすくなります。

この擬態語の他に、同じ音を繰り返していう表現には、
「とんとん」「ざあざあ」等のように
動物の声や物音を言語音にする言葉を擬声語と言います。
この擬声語は、上記の擬態語よりもより音声的でおもしろいです。

<擬声語>

「わんわん」→「bow-wow」(犬の鳴き声)

「にゃーにゃー」→「meow, meow」(猫の鳴き声)

「ガーガー」→「quack-quack」(アヒルの鳴き声)

「モーモー」→「moo-moo」(牛の鳴き声)

「ブーブー」→「oink-oink」(豚の鳴き声)

「キャーキャー」→「squeal」(人が金切り声を上げる時の声)

「カーカー」→「croak」(カラスやかえるが鳴く声)

「ドンドン」→「ran-tan」(やかましくたたく音)

「グーグー」→「zzz」(いびきを示す擬音語)

「プープー」→「whoopee」「poo-poo」

poo-pooは幼児語で「うんちをする」という意味です。

擬音を楽しんで頂けたでしょうか。
擬声語は擬態語よりも英語独特の音の表現を楽しむことができますね。
日本語の擬声語と英語の擬声語を比べてみて、
どちらの方がよりリアルに感じますか?
あなたにとって、犬は「わんわん」ですか?
それともbow-wowと聞こえますか?
私は後者に感じますが……。