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先週、個人レッスンを始めて1年半程たつ
大学生のErikaさんとのレッスン開始直後、
面白いエピソードがありました。
Erikaさんは去年末くらいから、
リスニングと家での復習のために、
レッスンを最初から最後までvoice recorderに録音するようにしています。
それを始めてから、リスニングやスピーキング、
イントネーション、発音など以前よりぐっとのびました。
その日もいつものようにレッスン開始後
すぐに録音を開始…と思ったら
何故かレコーダーの調子が悪く録音できません。
ちょっと焦りながら何がおかしいのか調べ始めたErikaさん、
レコーダーを見つめながら一言
“fool!”
といいました。
私は、調子の悪いレコーダーに向かって
“fool!” (バカ!)、 と言っていると思い、
心のなかで、”独り言も英語で言っている!かわいい!
でも後で ‘stupid!! と言う方が一般的だということを教えよう。”と思いました。
そしたら次にレコーダーの画面を見せながら
“The memory is fool.” と言ったので、その時初めて
“fool” (バカ) じゃなくて
“full” (いっぱい)
と言ってるつもりなんだ~!と気付き、説明しました。
このシチュエーションでは
“fool” と ”full” のどちらの意味でも通じてしまうので、
特に微妙な発音の違いに気をつけなくてはなりません。
“full” を短く発音しないと ”fool” に 勘違いされてしまします。
あまりにおかしかったので、2人で笑いながら何度も
Erika: “full… ”
Akane: “shorter!”
Erika: “full” …
Akane “a little shorter!”
Erika: “full”
Akane: “Good!”
…といった感じで 何度もしつこく練習しました。
練習後、完璧に正しい発音で両方とも言えるようになったのですが、
Erikaさん、最後に今度は
”Stupid!” とレコーダーに向かって独り言を言ってくれました。
“Cute!”