スピーキングを鍛える方法

目次

今回は、言いたい事がなかなか口から出てこない
「ここまで出てるのに~!」と言う方々へスピーキングの上達法を。

完璧主義はスピーキングの天敵になり得ます!

なぜなら、日本語が文全体をまとめて話すのに対し、
英語は完璧でない文章(日本語的には)から発展していく言語だからです。

例)

●日本語
「私は昨日友達と映画館へ“スターウォーズ”を観に行った」
※“私は”~“行った”の間に全てを配置して話します

●英語
I went
※まずは「何が+どうした/どうだ」だけ

(どこへだよ?)
to a movie theater. → I went to a movie theater.

(誰と?)
with my friends. → I went to a movie theater with my friends.

(どうして?)
to watch “The Star Wars”. → I went to a movie theater with my friends to watch “The Star Wars”

(いつ?)
yesterday. → I went to a movie theater with my friends to watch ”The Star Wars” yesterday.

※こういった質問(つっこみ?)を常に頭に浮かべておくと、リスニングにも大変効果的ですよ

そこで、スピーキング力を鍛える方法

(1) 話したい事の「何が+どうした/どうだ」の最短部分だけを、まず口から出すクセをつけましょう。
(文全体の完璧な構成を考え込む前に!)

(2) それから、その他の内容を小出しに後付けして、発展させていきましょう。
(アニメのセル画で、主人公だけの絵に、髪の色や背景が足されていくのと同じです)

(3) 語順に前後が出てきたら、どんどん言い直せば良いのです。
(少し乱暴ですが、冠詞の使い分け等も、考え込んで固まる位ならその場では付けなくても良いです)

(4)細かい事は、喋った後で。 冠詞や文法的つながり方をじっくり研究しましょう。

スピーキングに点数を付けるとしたら、100点の文を考えていても黙っていては0点です。
でも、一言でも話せば何点かに、
10点の文を10個言えば100点になりますよ!

簡単で短い文をどんどんアウトプットして、それから少しずつ長く難しい文にしていきましょう。