生徒さんのYさんは、大変熱心な生徒さんです。
大変、お仕事が忙しいのですが、毎週2時間のレッスンに、
現在、Side by Side の 2を学習中。
毎回、レッスンの後半は英語の本を読んでいます。
リーズ の ステップ4 )を読み終わりましたので、
昨日はじめて新聞記事に挑戦しました。
ニューヨーク・タイムズ紙 1月23日号
アメリカ北東部での大吹雪についての、長い記事です。
meteorologist,accumulation,
a gentle whispering fall in the pale January light, など
わからないところは全部英語のみで日本語を使わずにご説明しました。
辞書を引いてしまえば1分でわかるところですが、
英語で説明すれば、時間は相当かかります。
たとえば、meteorologistでしたら、
(英語で) 「朝、出かける前にテレビのニュースを見ますか。
私は少し見るのですが、何時も気になるのはお天気です。
今日の気温は5度、北風が強く、夜は雨になるでしょう。」
と生徒さんに説明します。
(途中、temperatureの説明。たとえば、東京で5度の時、
北海道ではー8度。夏は、30度になって、と言えば、
”ああ、気温ですね” となります。)
これが、weather forecast
( 明日は寒くて雪でしょう。日曜日には、晴れるでしょう。
と言えば、”天気予報!”)で、それをする人が、meteorologistです。
accumulation でしたら、
(英語で) 「昨日、テレビで、新潟は大雪と言っていました。
この冬は、雪が多く、3メートル積もっている村もあるそうです。」
(と言いながら、手で床からの高さをあらわす。)
”ああ、積雪ですね。”
と理解できます。
2時間で出会った新しい単語はレッスンの最後で確認したのですが、
全部、正確に覚えていました。
単語もセンテンスの構文も全部英語で説明しましたから、
Yさんにとっては全部リスニングの訓練でした。
文節ごとに頭から訳していただきましたが、これも大変上手にできました。
Yさん、本当におめでとう。
ついに、ニューヨーク・タイムズが読めるようになりましたね。
数ヶ月、毎週やさしい文章から、少しずつ積み重ねた結果です。
世界が広がって、Yさん、とってもうれしそうでした。
私も大変幸せな気分でした。
ビギンの加藤さん、こんなすてきな時間を下さって感謝、感謝です。
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とっても素敵な時間ですよね♪日本人講師のレッスンは
ほとんどがこのように英語で行われるので、ネイティブ講師の
レッスンとほぼ変わらないんですよね、実は・・・・・・
でもポイントだけはさくっと日本語を使って説明してしまうんです。
日本人講師はマイナスイメージが強いんですが、初心者の生徒さんに
とってはこれほど心強いサポーター兼指導者はいないのです。
すでにレッスンをはじめてくださった生徒さんの声から、私も
日々この事実を確信しています。これからも多くの初心者の生徒さんが
新しい英語の世界へ踏み出してくださるといいですね!
(加藤より)