「日本で英語を教えている理由」を言えないネイティブの現実

先日お会いした生徒さんより、体験レッスンの感想をいただいた
のですが、そこにとっても深い意味を感じるメッセージがこめられ
ていました。
(以下、生徒さんのメールから一部抜粋)

———————————————
今までたくさんのネイティブの先生に習っていましたけれどいや
な思いをたくさんしています。 私はネイティブの先生にいつもヘ
タな英語で 「なんで日本に来て英語教えてるの」 と
生徒のくせにインタビューするのですが、


明確に日本にいる理由を答えられた人は今までに一人しかいませんでした。(その先生は英語学習についての修士を持っている人で語学を教えるという
ことを天職と思っている素晴らしいアメリカ人でした。)

あとの人々は「日本に行けば何かいいことがありそう。」といった程度の
理由で来日し、食べていくために自分の国の言葉を教えているというだけ
のなんの気概もない人たちが殆どで、そういう人達に高い月謝を払って
語学を習うということ自体がもう耐えられなくなったのです。

ですからビギンさんのモノリンガルについてのお話にすごく共鳴しました。
単語ひとつとってみても日本語と英語では微妙なニュアンスの違いがあり、
それを説明できるのはやはり両方の言語をきちんと理解している人 で
あると思うのです。 ということで今は日本人の先生に英語を習うという
新しいチャレンジにドキドキしています。

なんとかがんばって結果を出し、ビギンさんの日本人だけでやっていける
英会話スクールの証明になるよう私も努力したいと思っています。
(女性 東京都 44歳)

———————————————-

この生徒さんはとっても活発で、英語を話す際にも間違いを恐れず
どんどん発言して伸びていくタイプの方です。

それでも、やはりネイティブ講師とのレッスンには疑問を感じて今回
ビギンにご入会されました。 もちろん、ネイティブ講師とのレッスン
でどんどん成果をあげられる人はネイティブ講師とレッスンをしていた
だいていいと思うのです。

でも、もしあなたがこれから英会話を始めるという英会話初心者なら、
「英会話=ネイティブ講師」という考えは危険かもしれません。
そう再認識した生徒さんからのお言葉でした。