これまでの担当した生徒様のカスタマイズ例を教えてください
【レッスン事例(1)】生徒Aさん(50代前半 女性 受講歴2年)
■目的:
職場の外国人の人と一緒に出かけたり、日本の文化を紹介したりしたい、
と強く思われてレッスンを始められました。
■レベル:
英語学習から離れてずいぶん長い時間が経っていました。
文法はブロークンで、会話は単語レベルという超初心者レベルの方でした。
■レッスン内容:
ご本人が、英語の発音も学びたいし、文法も学びたいということでしたので、
フォニックスと、中学校レベルの文法を最初から学び始めました。
何かしら教科書的なものがあると安心するということでしたので、
中学校で使用されている教科書を使って勉強をしました。
レッスン中は、短いダイアローグを使って、基本的な文法項目を理解しつつ、
日本の文化を説明したり、外国の話をしたりしました。
また、その中の部分を少し変えて、
実際に職場の外国人と話したい内容での会話練習をしました。
自宅学習では、レッスンで使った会話の音読及び、
フォニックスの練習をしていただきました。
■成果:
フォニックスを学んだことで、英語の発音のルールが理解できたので、
スムーズに英語を読んだり、話したりできるようになったと喜んでいらっしゃいました。
また、実際にレッスンで習ったフレーズを職場の外国人と話すときに使うことで、
学んだことが役に立つ、という実感をもつことができた、
一緒に出かけることがさらに楽しくなった、とおっしゃっていました。
【レッスン事例(2)】生徒Bさん(20代後半 女性 受講歴1年)
■目的:
国際結婚をしてオーストラリアに住んでいる妹に会いに行きたい。
その際、英語でコミュニケーションをとれるようになりたい、と
受講されることになりました。
■レベル:
英語に興味はあるが、これまであまり勉強したことがない、
高校レベルの知識はあるが、会話に活かすことができない、
中学校時代に英検3級をとった、というレベルの方でした。
■レッスン内容:
本人が持っていた高校受験用の英文法テキストを使って、
簡単な復習から始めました。
その後、会話中心のテキストを使用して、
ロールプレイを通して会話を暗記するくらいまで繰り返し練習を行いました。
また、入れ替え可能な部分は、どんどん入れ替えて、
ひとつの文を使っていろいろなことを言えるようにしました。
■成果:
一つの文を何度も使うことで、自然と英文が覚えられたのでよかった、
という感想を持たれたそうです。
実際にオーストラリアへ行ったときにも学んだフレーズを使って話ができて、
これからも頑張ろうと思われたそうです。
また「せっかく学んだから」と受けたTOEICで高得点をとったことがきっかけで、
外資系の仕事に転職されました。
【レッスン事例(3)】生徒Cさん(50代後半 女性 受講歴1年)
■目的:
昔から習いたいと思っていたが、娘さんが国際結婚をされたことをきっかけに、
本格的に勉強しようと思われたそうです。
■レベル:
耳がいいので、聞いた音をすぐに発音できるが、
何を言っているかは全く分からない、文法もすっかり忘れてしまっている、
というレベルの方でした。
■レッスン内容:
文法をしっかり学んでから会話を学びたい、
でも学校のような文法学習ではないほうがいい、ということでしたので、
基本的な中学校レベルの文法を音読中心で学習しています。
■成果:
学んだフレーズをレッスン中に積極的に使っていらっしゃいます。
また、何度も口にしているうちに、以前よりもすらすら言えるようになった、という
実感をもたれたそうです。
これまでどのように英語を身につけてきましたか?
また、今、先生が行なっている勉強法を教えてください
効果的な学習方法は、
(1)学校英語で基本的な文法を学んだこと
教科書はひたすら音読。
参考書は問題を解く、問題を解きながら音読、
例文を自分のことに当てはめて言い直すことで、一石三鳥。
(2)音読・シャドーイング
大好きな歌や映画・ドラマ、テレビニュースや音声付き教材を使って、
ひたすら声に出していました。
スムーズに言えるようになるまで何度も同じフレーズを口にすることもありました。
特に映画やドラマは、繰り返し何度も見続けました。
楽しいので飽きることもなくひたすら見続けることができるのがいいと思います。
その人物になりきって、感情豊かにぶつぶつ台詞をつぶやいていました。
現在も行っている勉強法は、
シャドーイングと、英英辞典を使っての語彙力アップです。
また、巷でこれがいい!という英語学習を聞いたらまずは実践して、
良いところを積極的に取り入れるようにしています。
いろいろな生徒様がいらっしゃるので、
それぞれに合ったレッスンができるように日々英語学習に取り組んでいます。
英語の上達アドバイスをお願いします。
まずは、英語を口に出すこと。間違っていてもいいので、とにかく口にすること。
覚えたフレーズを積極的に使ってみること。
(私自身、覚えたフレーズを使いたくて、
どうしたらそのフレーズを使えるのかイメージトレーニングをよくしていました。)
相手の言うことを理解したい!自分の思いを伝えたい!という気持ちをもつこと。
英語を使って楽しくコミュニケーションをしている自分をイメージし続けること。
そして、英語学習を楽しむこと!
宿題や自宅学習のサポートをされていますか?
レッスンで学んだフレーズや文を、毎日音読してもらうようにしています。
そして、次のレッスンでは、それを使って、
自分のことを伝えるようにしてもらっています。
習いっぱなしで終わることなく、使える!と実感していただくのに役立ちます。
毎日英語に楽しく触れてもらうために、
生徒様の状況に応じて、状況にあった学習方法をアドバイスしています。
仕事や家庭の事情で、生徒様もいつも同じ気持ちで学習ができる、というわけではないと思います。
常に今の状態をチェックして、最適な勉強法を一緒に見つけていきます。