これまでの担当した生徒様のカスタマイズ例を教えてください
【レッスン事例(1)】生徒さんA(30代後半 女性 受講歴6年)
■目的:
英語は苦手、でも輸入の仕事をしているため、どうしても海外との
メールやり取りだけはできるようになりたい。
■レベル:
当初は本当に初心者、まずはI-my-meの表を覚える
ことから始めるくらいのかたでした。
■レッスン内容:
まずは中学校1年レベルの基本的な英文法を復習。
それと同時に、海外と日頃仕事でやり取りしているメールをプリントアウトして
持参していただき、添削。
決まった言い回しや表現は、ノートに書いて覚えていただき、
仕事でもそのまま使っていただくようにする。
また、目標があったほうがやりやすいということなので、
英検4級から受験をしていただきました。
■成果:
通常のメールでのやり取りはいまではほとんど問題なくなり、
会社でも「あんなにできなかったのに、よくがんばっている」と
評価されているそうです。
英検も3級まで合格し、現在準2級に合格したいと勉強を続けられています。
いまは、電話でもやり取りができるようになりたいとはりきっておられます。
【レッスン事例(2)】生徒さんB(30代後半 女性 受講歴2年)
■目的:
日本企業の社長秘書というお仕事で、
海外とのやり取りも任されているが、
英語は苦手意識のほうが強いため、何とか上手にやり取りを
できるようになりたい…ということで見えました。
■レベル:
高校卒業レベルまでは大体カバーされていましたが、細かい間違いが多い。
英検でいえばおそらく3級と準2級のあいだくらいです。
■レッスン内容:
英文法をまずきちんと総ざらいしたい、というご希望でしたので、
「文型」「to不定詞」「比較級と最上級」…
といったオリジナルの課題を毎回差し上げ、
その解説とさらなる例題演習。
また、中学校修了程度の英文テキストを毎回覚えていただき、
その暗唱とディクテーションを通じて、
学んできた英語をまとめていただく機会としていただいています。
■成果:
まだ細かい間違いは多いですが、
何よりもご本人が「英語がこんなに楽しいなんて!やってよかった!」という
お気持ちになってくださったことがいちばんの成果です。
毎日ご自身でも精力的に日記や課題に取り組み、
こちらからのフィードバックをもとにさらに勉強を続けておられます。
目標は、海外の取引先と自在にコミュニケーションをとることだそうです。
上司からも「英語はあなたに任せるから、これからもがんばってください」と
言われたとうれしそうに語っておいでです。
【レッスン事例(3)】生徒さんC(20代後半 女性 受講歴6年)
■目的:
大学まで英語を勉強したものの、自由に使えるには程遠い状態なので
少しずつでも上達したい、ということで始められました。
■レベル:
大学受験で英文法を体系だてて勉強しているので、
基本的なことは問題なくできる。
けれど、話したり書いたりするのはほとんどやったことがない、
というレベルでした。
■レッスン内容:
基本的な文法事項は大学受験のときに勉強なさっていましたので、
その英語を活かしていくための英文テキスト暗唱とディクテーション。
役割練習やパターン練習など、
話しながら練習していく内容で進めています。
■成果:
勉強を始めて2年目に英検2級に合格。面接ではとても緊張したそうですが、
繰り返した練習の成果できちんと話すことができて
合格できたと喜んでおられました。
現在では仕事が忙しいなかでも、英語を少しずつやることで、
グローバル部門のサポートに声がかかったりなど、
自分の世界が広がっていることを実感なさっています。
これまでどのように英語を身につけてきましたか?
また、今、先生が行なっている勉強法を教えてください
英語は私たちにとって外国語です。
外国語の学び方と母国語の学び方はおのずから違うはずで、
まずルールをきちんと覚えることから始めたことが良かったのだと思います。
具体的には、英文法の勉強を続けること、
(英和)辞書をよく引くことが挙げられます。
また、英語で読むものを増やすことも効果的でした。
留学経験はありませんが、
「オンライン留学」的なものは数多くありまして、
最近もネイティブ向けのライティングコースを修了しました。
大変にハードなコースでしたが、
書く力をパワーアップさせるにはもってこいだったと思います。
また、現在では英英辞書を愛用しています。
オックスフォードとケンブリッジ、
ロングマンの3種類をパソコンに入れていますので、
少しでも「?」と思ったら英英辞典で確認します。
そのことで、文法的にもより正確な英語を使うよう、心がけています。
英語の上達アドバイスをお願いします。
まずはどんな形でも、「続けること」です。
当たり前のこと、で恐縮してしまいますが、
とにかく、
「自分でまずはやってみる」→
「それを先生にみてもらう」→
「直してまた練習する」の繰り返しだと思います。
自己流でできることには限りがありますから、
わからないことや疑問に思ったことは何でもお聞きください!
宿題や自宅学習のサポートをされていますか?
毎回、「書く」ことと「覚える」ことを宿題としてお出ししています。
(生徒さま各人で必要な英語が違うため、
内容についてはご相談の上で行っています)
ビジネスで英語が必要な方には、
英文メールと単語、文法事項のワークを宿題とし、
日常英会話の勉強をなさっている方には日記と簡単な文法ワークを
差し上げることが多いです。
<サポート(1)>
書いていただいた英文は「レッスン前までに」メールでお送りいただき、
「レッスン前までに」こちらで添削をいたします。
当日は朱が入った英文をお見せしながら
「なぜ、このように書いたほうがいいのか」をご説明し、
ウォーミングアップといたします。
「自分で書いたものを直してもらえると、勉強の指針となる」と
とても好評をいただいております。
<サポート(2)>
授業の日以外でも、「先生どうしよう!この英語がわからない!どうやって
書いていいかわからない!!」という”Help me”メールをいただけば、
可能な限り迅速にお返事しています。
そのおかげで助かりました(涙)、
期限を守って取引先に連絡ができました…
というお声をいただけることが、私のやりがいともなっています。