どんなレッスンをされていますか
例1:海外駐在を控えている初心者の生徒さんの場合
すぐに生活で英語が必要になるので、文法を単元ごとに進めていくような指導ではなく、海外生活で想定される様々なシチュエーションごとに(お買い物、学校の先生とのやりとり、病院の予約など)、必須となる単語とフレーズをまずはマスターしていきます。
シチュエーションのテーマはその生徒さんにとって優先度の高いものから順に扱っていきます。
そのあと、ロールプレイを通して、現地で聞くことになるようなリズム感のある「生きた英語」の実感を抱いてもらいながら、習得した単語・フレーズをご自分のものにしていけるような発話の練習をしていきます。
例2:ある程度簡単な会話ができる中級レベルの生徒さんの場合
生徒さんの話しやすいお好きなトピックでフリートークからレッスンをスタートします。
基本的な文型、語彙の使い方を復習しながら、新しい語彙やフレーズを紹介し、表現をより豊かにできるように発話の練習をしていきます。
またビジネスや海外旅行などの具体的な目的がある生徒さんの場合には、シチュエーションを毎回設定し、ロールプレイの何通りかのパターンを繰り返しながら、伝えたい内容を正確に瞬時に言えるように発話の練習をいたします。
次のレッスンでは、前回の復習(単語やフレーズのおさらい、それを使った会話)からスタートし、確実な定着を確認しながら先へ進みます。
得意なレッスン
フォニックスと発音を取り入れたレッスンが得意です。
イギリス、アメリカ両国で英語を使っていたので、生徒さんの希望に合う方のアクセントの練習をいたします。
ただし、初心者の方は発音を気にされるあまり、発話のリズム感がなくなることもあるので、発音指導はご希望される人にのみ行っています。
レッスンで心がけていることはありますか?
どのようなレベルの生徒さんに対しても、必ず「生きた英語」、すぐに「使える英語」を毎回のレッスンで習得できるように心がけています。
単語やフレーズを必死に暗記しても、頭の中だけでおさまっているようでは、意味がありません。
ロールプレイ等を通して、何度も口で発していただき、自信をもってご自分のものにしてもらうことが私の目標です。
正しい英語力をつけるには文法ももちろん大事ですが、まずは発することを恐れずに、コミュニケーションとしての英語、発信するための英語を意識しています。
ご自身はどうやって英語を身につけたのですか?
私自身は、父の仕事の赴任で10歳までの6年間をイギリスで過ごしたので、ベースは幼少期に養いました。
その後、日本の中学・高校では一から文法を学習。
日常会話ができていても、大学受験用の英語は全く別物なので中高時代は試験対策にかなり時間を費やしてきました。
その後、大学時代に1年間アメリカへ交換留学を経験。
社会人の間は、外資系証券会社と在日大使館に計約5年勤め、業務のほとんどを英語で行っていたことにより、ビジネスで使う英語も身につけられたと思っています。
また社会人を経てから、二度欧米の大学院へ留学し(駐在帯同中)、アカデミックな英語については現地で鍛えられたように思います。
これから英会話をはじめようと思っている生徒さんへ、一言お願いします
月並みではありますが、英語が使えると確実に視野と世界が広がります!
今まで知り合えなかった人との交流が生まれたり、新しい文化にも触れられたり、また世界中の情報にアクセスすることができるようになったりします。
少しずつでも「使える英語」の練習を積めば、必ずいつのまにか会話ができるようになるので、是非一緒に楽しみながら学習していきましょう!