こんにちは。ビギンの加藤です。
【浅草の英語ガイド、実況中継!】
ということで、今日はビギンの人気講師、
横浜エリアのYoshi先生のブログ日記から、
浅草ガイドの様子をご紹介します。
日本文化を英語で言うと?など、
参考になる単語もたくさん出てきますよ☆
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最年長の生徒Sさん(75歳・女性)から突然電話がかかってきました。
「先生にいつもとは違うレッスンをお願いしたいんですが…」
お話を伺ってみると、30年ほど前、12歳の時に
日本に来たことのあるカナダ人(Canadian)ブルース(Bruce)さんが、
今回ご家族と一緒に日本に来るので、浅草案内を英語でしてほしいとのことでした。
30年前、ブルースさんは祖母と一緒に日本に旅行に来て、
その時、国際交流のお仕事をしていた生徒Sさんがお二人に会い、
東京タワー(Tokyo Tower)などを案内したそうです。
えっ、ということは今回30年ぶりの再会になるのですね!すばらしい!!
突然舞い込んできた通訳ガイドのお仕事ですが、
もちろん、即答で引き受けました。
通訳ガイドといえば・・・
昨日FIFAワールドカップ(2010 FIFA World Cup South Africa)が
スペインの優勝で終わったばかりですが、
実は私、2002年のFIFAワールドカップ(2002 FIFA World Cup Korea Japan)の
日本戦・決勝戦が横浜国際総合競技場で開催された時、
英語のボランティア通訳ガイドをしていました。
Ask me !!
Welcome to Yokohama
と書かれたピンバッジ(pins)を胸につけて、
外国人に英語で道案内をしていました。
あっ、残念ながら競技場の中には入っていません。
話は戻り、今回はお仕事の通訳ガイドです。
早速朝10時にブルースさん一家が泊まっている
新宿のセンチュリーサザンタワーホテル(Hotel Century Southern Tower)に
Sさんと一緒に迎えに行きます。
受付(reception)が20階というとっても眺めのよいホテルです。
お天気のよい時は富士山(Mt.Fuji)も見えるそうです。
(South Court lounge&bar (20F)にて)
Welcome to Japan! Nice to see you again!!
(日本へようこそ!再びお会いできてうれしいです)
Sさんが流暢な英語で再会のご挨拶をします。
30年前12歳だったブルースさんも、
今では14歳と16歳の2人の息子さんのいるお父さんです。
Sさん、感動の再会です。
浅草では仲見世(Nakamise)のショッピングが楽しかったです。
それぞれのお買いものがとっても個性的。
ブルースさんは、扇子(Japanese fan)と浴衣(Japanese summer kimono)、
奥さんのジーン(Jean)さんは、水晶ブレスレット(crystal bracelet)、
14歳のベン(Ben)君は浮世絵(ukiyo-e)、
16歳のジャック(Jack)君は、忍者が好きと言って模造刀(toy sword)
をそれぞれ本当に真剣に選んでいました。
そういうわけで、仲見世を抜けて浅草寺にお参りするまでの
道のりがとても長かったです。ハハッ。
お参りした後は、天ぷらが食べたいということで、
私の知っている浅草寺すぐ横の「てんぷら 三定」(Sansada TEMPURA restaurant)に
案内しました。英語のメニューもあり、説明もしやすかったです。
【天ぷら屋さんにて】
お昼だというのにブルースとジーンと私はアサヒビールで乾杯!(Cheers!)
ランチ中は、みんなで楽しく英語でおしゃべり。
ほとんど仕事をしていることを忘れるところでした。
話題は終わったばかりのワールドカップ、選挙、天皇制についてなどさまざまでした。
東京の人の多さにも驚いたそうで、人口を聞かれ、すぐ、
About 12 million people live in Tokyo.
(東京の人口はおよそ1200万人です)
と答え、私の住んでいる神奈川県についても、
About 8 million people live in Kanagawa prefecture.
(神奈川県の人口はおよそ800万人です)
と言ったらかなり驚いていました。
他にも、富士山も晴れていたらホテルから見たかったそうで、高さを聞かれ、
It’s 3776 meter high. (3776メートルです)と教えたりしました。
日本の人口や富士山の高さなど、
いつも私が旅行英語を学習している生徒さんと練習しているものばかりですが、
やはりよく聞かれる質問だとあらためて実感!
他にもショッピング好きのブルースさん達のために
上野のアメ横(Ameyoko)も案内しました。
生徒のSさんも30年前の東京の話をしたり、懐かしい思い出がよみがえり、
楽しい時を過ごしていました。
最後のお別れのご挨拶は、
See you in 30 years!!
(30年後に会いましょう!!)
笑いの渦の中、お別れしました。