「日常英会話を話せるようになりたい」
英会話をはじめる生徒さんのほぼ90パーセントの方が
おっしゃることです。
ここでちょっと考えていただきたいのが、
「日常英会話って一体何なんだろう?????」
ということです。
もちろんこれには定義など存在しませんから、
色々な考えがあっていいのだと思います。
旅行英会話と決定的に違うところは
「毎日の生活の中ででてくる英語を言えること」
「自分の思っていることや伝えたいことを英語で言えること」
ですよね。
旅行英会話は「旅行に登場してくる特定のシーンで英語を使えること」ですから、
日常英会話よりも範囲の狭い英語だと言えます。
もう一度書きます。
日常英会話の定義の一つは
「毎日の生活の中ででてくる英語を言えること」
「自分の思っていることや伝えたいことを英語で言えること」
です。
さて、ビギンで行なっているレッスンの中では
必ず「Free Talk(テキストに沿わない、自由な会話の時間)」があります。
講師によってはこれをレッスンのはじめに
行う講師もいますし、レッスンの最後に取り入れる講師もいます。
だいたいの聞かれ方としては、
「What did you do last weekend?」
「What’s up?」
「What’s new?」
などです。
普段のレッスンで何気なく聞かれているこの質問ですが、
実はこの質問に答える時間が「日常英会話」を話す一番の
チャンスなんです。
日常英会話を話したい、という希望がおありであれば
この質問に「待ってました!」とばかりの気持ちでのぞんでみてください。
「毎週同じことをしているんだから、話すことがないよな~・・・」
「レッスンの前に予習をしている時間がないからいつもその場しのぎに
なっちゃう」
という悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。
でも、講師に発表することは何も特別なことじゃなくていいんです。
「先週こんなテレビ番組を見た」とか
「朝寝坊してたった10分で支度をして家をでた」
とか、本当に些細な出来事でいいんです。
それから、相手がネイティブ講師だと、どうしても伝えたいことが
言葉から出てこなくて、
「Nothing special.(特に何もありません)」
といってその場をしのいでしまいがちです。
日本人講師では、そんなもったいないことはせず、
日本語でもいいから、どんどん言いたい事を言ってみてください。
Free Talkでどんどん色んな話をしてみることで、
「新しい表現」「新しい語彙」を学べます。
そうして積み重ねていった英語が「日常英会話」につながります。