Goro先生

定員に達してしまいました
誠に恐れ入りますが、こちらの先生のスケジュールは定員に達してしまい新たなレッスンの受け入れが難しい状況です。
Goro先生

Q:どんなレッスンをされていますか?

一般的なレッスンの流れは下記となります。生徒さんの学習目的や進捗度によって時間の配分が変わります。

レッスンの流れ(60分):
1. (5分) 自己紹介、フリートーク(はじめの挨拶や自己紹介で英語モードに切り替えます)
2. (5分)ウォーミングアップ(ワークシートやテキストを使って前時の復習を行います)
3. (5分) 本時の主題に関する単語の導入(新規の単語をワークシートやカードで確認します)
4. (5分) 本時の主題に関する文章の導入(主題となる文章を簡単に説明します)
5. (15分) 本時の主題に慣れるための練習(ワークシートやテキストで発話練習を繰り返します)
6. (15分) 本時の主題を定着させるためのロールプレイ(対話形式のロールプレイで文章の使われ方を確認します)
7. (5分) 本時の主題に関する詳細説明(主題となる構文の文法や使われ方を確認します)
8. (5分) 自己学習のアドバイス

90分レッスンの場合は、上記 5, 6, 7の部分を中心に時間配分が変わります。

英会話習得はスポーツの習得同様、知識やルールを覚えるだけではなく、その覚えた知識を耳を使って口を動かして使えるようにすることが不可欠です。
これは、英会話初心者の方でも、ある程度英会話に慣れてきた方でも同じです。
従って、学習経験や目的の区別なく、基本的には上記の流れでレッスンを進めて、レッスン時間内で生徒さんが発話することや英語を聞いて早く応答するためのトレーニングの時間を充分にとるように計画しています。
レッスンでは「簡単な英語が口からパッと出てこない」という課題克服に焦点を絞ったワークシートやテキストを中心に繰り返しトレーニングを積み重ねていきながら、生徒さんの既習の知識を多方面からチェックして弱点の克服に努めます。
リーディング、リスニングの練習等に関しては市販されている教材を学習経験や目的に合わせて選択し、副教材として使います。発音は発話トレーニング中に適宜確認していきます。

Q:これまで教えた経験の中で一番印象に残った出来事を教えてください。

数々の英会話学校に通ったもののレッスンを続けることができなかった初心者の生徒さんが、3年間、毎回休まず続けてくれていることです。
初歩の文法からスタートして、今では身の回りの出来事を自由に英語で言えるまでになりました。「はじめて私の英語の扉を開けてくれた」という生徒さんの言葉は、まさしく英語教育に関わる者として私が求めていた答えでした。

Q:レッスンで心がけていることはありますか?

習得しなければいけないという義務感ではなく、英語を相手に伝えたいという自らの意思や欲求によって英語を習得していただけるように心がけています。
レッスンでは、毎回習得する主題(文法事項や表現)を決めて、練習やロールプレイを楽しみながら繰り返すことにより確実にその主題を習得していただけるような内容としています。
自分の中から湧き上がるような英語を話せるようになるためには、一つ一つの基礎練習の積み重ねが重要ですが、そのためには、生徒さんがレッスンを通して「できる」という実感を得て、英語トレーニングを続けることができるような環境を提供することが重要です。
「できる」という実感を得られるように、生徒さん主体のレッスンを提供するように心がけております。
また、英語を聞き取れるようになることも英会話習得上とても重要となるため、リスニング力の強化も積極的にレッスンに取り入れるよう心がけています。

Q:講師をしていてよかったなと思うことはなんですか?

生徒さんが持つ英語に対する精神的「不安」や「気後れ」がレッスンを通して「自信」に変化する過程をレッスンで直接確認することができることです。
「自信」を得た生徒さんたちと、レッスンや研修の後に笑顔で握手するときに講師としての喜びを感じます。
生徒さんがそれぞれ持つ目標へ向けて自ら歩む力がついたとき、そのための自信を得たときに、講師としての喜びを感じます。

Q:ご自身はどうやって英語を身につけたのですか?

大学4年時に初めて将来のために英会話学校で会話の習得をスタートしましたが、集中的にトレーニングしたのは、会社に入って必要に迫られてからでした。
高校・大学と受験で英語を勉強していたベースはありましたが、会話のトレーニングをしていなかったために初めは苦労しました。
英語が得意な知人から、学習方法を聞いて、5年間ほど集中的に練習を繰り返しました。
市販のテキストのCDや様々なメディアを使って聞く力を高めると共に、自分の仕事に関連する英文雑誌や本の多読・音読を繰り返しました。

私の場合は幸いにも、仕事で様々な国の人々と話す機会があったため、習得した英語をすぐに、仕事で試すことができました。
習得した英語が伝わる実感を得るにつれて、今まで起こらなかった楽しい出来事が起き、新たな発見が出てきて、いつしか英語の習得が楽しく有意義なものとなっていきました。
そんな試行錯誤を繰り返す中で日本人が英語をコミュニケーションの道具として使うためには、どうすればよいのかが見えてくるようになり、日本人が日本にいてもバイリンガルになれると実感いたしました。
私の場合は試行錯誤で時間がかかりましたが、上達のための理論と、ポイントをおさえたトレーニングができれば、日本語環境でも早くそして確実に目標を達成することができると確信しています。

Q:英会話上達のコツがあれば教えてください。

英会話の習得はスポーツトレーニングのようなもの。
まずは楽しくなければ続きません。
テニスやゴルフでも素振りや練習場での練習が不可欠であるのと同じように、英会話も毎日の練習の積み重ねが重要です。
中学レベルの文法の文章を、聞き取り、素早くそして簡素に応答できるように英語に対する体力をつける必要があります。
そのためには、短い時間でもよいので、聞くことと発話の練習を毎日の生活に取り入れて、楽しみながら練習を習慣化させることが重要となります。
また、習得した表現が、実際に「ためになる」ことを実感する機会を持つことも必要です。
そのためには、仕事、旅行や試験などで試す場(目標)を設けることが重要です。これらを意識して実行できれば確実に上達します。

Q:これから英会話をはじめようと思っている生徒さんへ一言!

英会話は決して特別な技能ではなく、ポイントをつかんで練習を繰り返せば誰にでもマスターできるものです。
ただ問題は、上達の実感や英語の楽しさを得ることなく途中で練習をあきらめてしまう人がたくさんいるということです。
そのようなことがないよう、誠心誠意皆さんの英会話習得をサポートさせていただくことがコーチとしての私たちの役割です。
勉強としてではなく、新しいスポーツをトレーニングする感覚で英会話マスターへの扉を開いてみましょう。
世界中のいろんな所へでかけて、様々な国の人と出会い、コミュニケーションすること。
そこにはきっと英語を通して得られる様々な楽しい出来事や発見があるはずです。