Q:どんなレッスンをされていますか?
1.普段の日本語モードから英語モードに入る準備をする為にまず最初の5分間はウォームアップをします。挨拶から始まり最近何をしたかなどの簡単な会話を行います。
2.その後10分間はフォニックスという音声学教授法に基づいた発音法の指導に移ります。
3.ここで頭が英語モードになってきたのでいよいよ今週の主題の指導となります。主題の説明をドリルカード(イラストを使い分り易く説明)で行って練習した後、実践のための会話を行います(約35分)
4.本日の復習、質問等(約10分)。
というのが主な流れになりますが、もちろん生徒さんのご要望により柔軟にカスタマイズいたします。
私は英会話の中で特に文法そして発音矯正を得意としています。特に発音は上記の通りフォニックスという教授法に基づいていますが、それ以外にも”Cars”と”Cards”の発音の違い、
”ear”と”year”の違い、”ing”の発音は“とんかつの“ん”と同じである“など日本人が意外に知らない発音方法を指導していきます。
Q:これまで教えた経験の中で一番印象に残った出来事は?
レギュラーでない生徒さんより「いつも先生の授業をとるようにしています」といわれた時。他のネイティブの先生が矯正できなかった生徒さんの発音を簡単に矯正できた時。受け持って
いた子供の生徒さんとの最後の授業で「先生とおしゃべりできなくて寂しくなるな」て言われて泣きそうになった時。以上の3点です。
Q:レッスンで心がけていることはありますか?
分り易く楽しく身に付くというのがまず一番ですが、また学校で習わなかったような事など生徒さんに“へぇ~”と思われるようなプラスアルファの情報を常に与えるということも心がけ
ていることです。生徒さんに内容の濃い1時間だと思われるような授業をしております。
Q:講師をしていてよかったなと思うことはなんですか?
やはり講師として一番よかったと思うのは、今まで生徒さんがわからなかった構文、文法、言い回しなどを理解してもらえた時です。生徒さんの「あ~そうだったんだ」という表情を見る
のが講師としての一番の幸せです。
Q:ご自身はどうやって英語を身につけたのですか?
以前会社勤務していた頃留学準備のため頃某英会話学校に通いだしたのですが、当時は初心者だった為、中学英語、そして高校英語を思い出しながらそれを実際のレッスンでも活用していきました。2002年3月に最初の留学をしたわけですが、現地の英語学校に通った後ケンブリッジコースでスピーキング、聞き取り、ライティング、文法、そしてリーディング等総合的な勉強をいたしました。2003年11月の二回目のオーストラリア留学では、元々興味のあった発音方法、そして英語指導方を重点的に学べる児童英語教師養成講座を受講いたしました。その後更なる英語の上達を求め、パースで大学編入可能な職業専門学校に通い、以前より興味のあったマルチメディアを含むマスコミを勉強しつつ大学編入ための英語を勉強いたしました。大学編入後は周りが現地の学生の為、更に高いレベルの英語を要求され、会話力・プレゼンテーション能力が養われる環境におりました。
Q:英会話上達のコツがあれば教えてください。
日本人が英語ができないと思われていますが、日本人の英語文法の能力はアジアでもトップレベルに位置しています(これは私も留学の際感じた事です)。皆さんが中学校・高校で習った英語は無駄ではありません。ただそれが会話に応用できないのが日本人の弱点だと思っています。例えば他のアジアの方々はある程度しゃべれる方も結構文法がむちゃくちゃな人もいます。一方日本人のしゃべれる人の英語はしっかりとした文法になっています。もう一度古い記憶を再び掘り起こして何度も練習して会話の中で使えるようにするというのが日本人にとっては一番の上達法だと思います。
Q:これから英会話をはじめようと思っている生徒さんへ一言!
私も昔は英会話初心者でした。これからのみなさんと同じように英会話を習い始め、そして現在は夢であった英会話講師としての道を歩んでいます。皆さんは英会話初心者かもしれませんが、本当の英語初心者ではないはずです。遠い昔にならった英語をもう一度一緒に掘り起こしながら、英会話学習をしてみませんか?英語が話せればまた新たな世界が広がると思いますよ。