Taka先生 |
Q:どんなレッスンをされていますか?
日常的な状況でよく使われる英会話を中心にレッスンを行なっています。
基本的な英会話パターンから始めて応用的なものまで生徒さんのレベルやニーズに合わせて
柔軟なカリキュラムになるように心がけています。
ただしやはりどんな英会話でも基本となる文法は重要ですから、
文法に関することも丸暗記するような方法ではなく、
ロジカルに合理的に、かつ英語フィーリング的、ネイティブ的な感覚で理解して頂けるように御教えしています。
特に文法力は生徒さんによって大きな差のあることが多いので、
その生徒さんのレベルに回帰したポイントから徐々に積み上げて行き、
過去の英文法嫌いを克服できるようなわかりやすさで壁を乗り越え弱点を克服して頂いています。
Q:これまで教えた経験の中で一番印象に残った出来事は?
その生徒さんは海外旅行好きで英会話を習得したいという動機で英会話レッスンを始めたのでしたが、
日本人特有の英語苦手意識が強く、外国人を目の前にするとどうしても適切な英語が出て来ないで
しどろもどろになってしまうのでした。しかし、
1) situationに応じた英会話パターンの習得
2) ネイティブにわかりやすい発音やアクセントのキイポイントや日本人英語発音にならない工夫などの理解
3) それまで理解できなかった英文法のロジックやそのボトムにある英語フィーリングの習得や理解
4) 国際交流会などにいっしょに参加してインターナショナルな会話センスや英語的マインドセットの会得、
などなどを私とのレッスンを通して成し遂げることができるようになったのでした。
その結果、ネイティブや日本人の誰が見ても英会話力の格段の上達が認められるようになり、
ネイティブに対して堂々とした英語が話せるようになりました。
Q:レッスンで心がけていることはありますか?
私たちの生活は日常的にも沢山の英語に囲まれており、
個人個人で自分が興味のあることと英語との関係や関わりは千差万別です。
レッスンでは、生徒さんがそのように興味のあることや個人的ニーズに近いところを中心に持ってくるように
レッスン内容をフレキシブルにしていきたいと考えています。
生徒さんに興味がわき「英語って楽しいんだ」と感じられることが最も大切だと思っています。
英語をレッスンしていて苦痛の方が多いようでは、
英語嫌いになってしまう中学校や高校での退屈な授業となんら変わらず意味がありません。
英語は勿論コニュニケーションの手段でしかないのですが、
その手段の先にある興味やニーズとの相互作用が英語自体に
大きな喜びや楽しみを付加させるようになるのだと考えています。
このような考えを実践できるようにレッスンでは心がけています。
Q:講師をしていてよかったなと思うことはなんですか?
やはり、生徒さんに英語力の上達が感じられた時です。
英会話テクニック的な面だけではなく、
特に生徒さんに英語の本能的・感覚的なセンスが芽生え
『英語を自分のものにした』という雰囲気が感じられた時、自分のことのように嬉しく思われます。
Q:英会話上達のコツがあれば教えてください。
英語は幼少のころ覚えると発音がよくなるとか、shadowingが効果的だとかいいますが、
これらは『正しい英語の発音をいかに真似られるか』ということだと思います。
私達は所詮日本人ですからネイティブにはなれません。
ネイティブを真似ることによって発音特にアクセント、イントネーションなどのポイントを
まず身体に染み付かせることが英会話上達のコツなのかもしれません。
ただし、ただ真似ているだけでは猿真似でコミュニケーションにはなりませんし、
幼少のころから本能的に英語を体得したネイティブが後天的に
効率よく英語力を上達させる術を知っているわけがありませんので、
ネイティブから真似はできてもネイティブに英語を教えてもらえば必ずしも英語が上達するのではないはずです。
Q:これから英会話をはじめようと思っている生徒さんへ一言!
英語はコミュニケーションの手段にすぎないかもしれませんが、
それを楽しく身に付けていく過程で自分の世界が広がり人生の枠が広がります。
一生懸命にでも楽しく末永く英語とお付き合いしていきましょう。